しぐれ庵

ロンリー・ウーマンが棲む自由空間から発信します。

大谷翔平がトミー・ジョン手術を決断

9月26日、大谷選手が今季の試合終了後、右肘の靭帯再建手術を受けると、球団が発表した。
決定直後、大谷は早出特打をやり、特大弾を放っていたという。
落ちこむヒマがあれば、いまなすべきことをなす、という大谷の哲学を見習うのはむずかしい。
エンジェルスのソーシア監督も脱帽するような、タフネスな心身をもっている大谷である。

先日のアストロズ戦で、先発投手のバーランダーに太刀打ちできなかった大谷だった。
(前試合で大谷は、バーランダーから本塁打を放った)。
試合後のふたりの話をYouTubeで観た。
バーランダーは身体を傷めないような投球内容とメンテナンスを実行している。
「大谷のプレイを観るのが楽しい」というバーランダーの発言は、野球に詳しくないわたしも同感だ。

観るひとをワクワクさせる大谷は、野球の神さまに選ばれた選手だと思う。
投手としての大谷を観るのは、わたしには苦しかった。
観ているだけで、気を抜けなかった。

弱肉強食の世界で、日本人が失った美徳をもち、自己の成績よりチームに貢献できたかどうかを優先させる大谷翔平。
野球に詳しくないわたしが、BS1の放映を録画して、大谷ウォッチングをつづけてきた。
わたしを含め、野球に興味のなかった高齢女性をも魅了した大谷の功績は大きい。

大谷のお行儀のよさを挙げてみよう。

①ツバを吐かない。
②四球のとき、バットを投げ捨てないで、ていねいに置く。
③出塁したとき、ベースの砂をはらう。
④本塁打で生還し、ベンチでハイタッチするとき、自分から手をださず、チームメイトに合わせる。
⑤ハイタッチではなくお辞儀をするチームメイトには、お辞儀を返す。
⑥試合後のインタビューで自己の活躍を口にせず、チームに貢献できたことを喜ぶ。

なにより感心するのは、投げる・打つ・走るというすべての動作が美しい‼

LIVEで観ながら、大谷の仕草をチェックするのも愉しい。
ちなみに大谷は笑顔が似合うが、イチローに笑顔は似合わない。
試合に出場しなくなったイチローは、いつも笑顔だ。
正直なところ、気分が悪くなる。
わたしの周辺の女性たちは、同感してくれている。

大谷の豪快な本塁打は壮観だが、技ありの安打にはしびれる。
ちなみにエンジェルスのシモンズも、はじめから気に入った。
飄々としているのが、観ていて愉しい。
シモンズが名手だというのは、あとで知った。
シモンズは本塁打を放って生還したとき、十字を切ったあと、天を仰いでなにやら感謝しているような顔でつぶやいている。
信仰をもっているのだろう。

大谷・シモンズ・トラウトは、漫画に登場できるキャラだ。

大谷は球場全体の空間をからだで把握しているように、わたしには視える。